本の噺 柳家花緑さんの本
花緑の幸せ入門 「笑う門には福来たる」のか?~スピリチュアル風味~ (竹書房新書)
- 作者: 柳家花緑
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2017/08/04
- メディア: 新書
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で、この方、かなりスピリチュアルにも興味があるそうで。
僕はスピリチュアル肯定派なので、まぁ、否定派とかあるのか知りませんが、
この本は楽しく読めました。
柳家花緑師匠は22歳の若さで真打になり、いろいろな苦悩があったそうです。
その苦悩のさなかに、頼りにしたのがスピリチュアル。
で、この本では
「笑う門には福来たる」ということわざは本当なのか??を検証しています。
検証の結果は、本の中に譲るとして、
花緑師匠がとてもスピリチュアルに詳しいことがよくわかります。
そのスピリチュアルを通して、このことわざを検証しているのですが、
なんといってもさすが噺家。
文章も読みやすい。
こういう文章を自分も書いてみたいと思ってしまいます。
何冊か本も出している師匠なので、文章も書き慣れているのかもしれません。
というか、噺家の方が落語以外のことで本を出すって、かなり珍しいのかも。
芸談とか、自伝的なものはたくさんありますが、
この本は完全にスピリチュアルの本です。
自己啓発本といっても言い過ぎではないかもしれません。
ガチガチのスピリチュアルって感じでもないので、
スピリチュアルが苦手な人でも結構読めるのでは?とも思います。
花録師匠のファンはもちろん、スピリチュアルに興味がある、好きだという人が読んでも楽しめる一冊です。