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本の噺 柳家花緑さんの本

 

 柳家花緑師匠。僕の大好きな噺家さんです。

で、この方、かなりスピリチュアルにも興味があるそうで。

僕はスピリチュアル肯定派なので、まぁ、否定派とかあるのか知りませんが、

この本は楽しく読めました。

 

柳家花緑師匠は22歳の若さで真打になり、いろいろな苦悩があったそうです。

その苦悩のさなかに、頼りにしたのがスピリチュアル。

 

で、この本では

「笑う門には福来たる」ということわざは本当なのか??を検証しています。

検証の結果は、本の中に譲るとして、

花緑師匠がとてもスピリチュアルに詳しいことがよくわかります。

そのスピリチュアルを通して、このことわざを検証しているのですが、

なんといってもさすが噺家

文章も読みやすい。

こういう文章を自分も書いてみたいと思ってしまいます。

何冊か本も出している師匠なので、文章も書き慣れているのかもしれません。

というか、噺家の方が落語以外のことで本を出すって、かなり珍しいのかも。

芸談とか、自伝的なものはたくさんありますが、

この本は完全にスピリチュアルの本です。

自己啓発本といっても言い過ぎではないかもしれません。

 

ガチガチのスピリチュアルって感じでもないので、

スピリチュアルが苦手な人でも結構読めるのでは?とも思います。

 

花録師匠のファンはもちろん、スピリチュアルに興味がある、好きだという人が読んでも楽しめる一冊です。