日本人はご飯と味噌汁があればそれだけで幸せになれるのかもしれない
この本を読んだ。
レシピ本はいらないってタイトルだけど、
この本自体は割とレシピ本的な要素もあります(笑)
50歳にして会社を退職した著者が、
食を通して人生を考えるみたいな、そんな一冊。
いろいろなことが書いてあるけれど、
料理に対するハードル、特にお米を炊くことに対するハードルが低くなる。
味噌汁に出汁はとらなくてもいいとか、
誰でも鍋で米を炊くことができるとか
毎日同じようなメニューでも実は飽きることはあまりないとか。
どうせ食べるなら、少しでも美味しいものを食べたいと思っていたけど
なんのことはない、白米と味噌汁のコンビがこれほどに満足感を得られるものだとは思わなかった。
日本人って、ご飯と味噌汁があらばそれだけで幸せになれるのかもしれない。
そんなことを感じた一冊でした。