Listen to me.

自分のために書いてます。

ほっといてほしかった

小中高と野球をやっていて、

今でも草野球をやっています。

野球は大好きですが、

小学校の頃、野球をやめたくなったことがあります。

 

理由は、父親にいろいろ言われるのが嫌だから。

野球が嫌になったのではなくて、父親が嫌だったから。

今思えばなんか随分幼稚な理由なような気がしますが、

当時は本当に嫌だった。

 

父親は毎週の試合ごとに僕の試合を応援しにきてくれ、

車で送ってくれたり、アイシングをしてくれた。(僕はピッチャーで、アイシング道具は父が買ってくれた)

それはそれで、今はとても感謝している。

 

じゃあ、何が嫌だったのか。

 

試合があった日の夕飯、父はいつも僕の試合の振り返りをした。

それがとにかく嫌だったのだ。

褒めてくれるならいい。

でも、ほとんどがプレーに対する批判なのだ。

僕のプレーだけではない。

チームメイトのプレーに対する批判もあった。

なんであんなボールを投げたんだ。

なんであのときあれをやらなかったんだ

なんで、なんで、なんで。。。。。。

これがずーっと続く。

それがとにかく嫌だった。

 

とにかく嫌だったのだけど、

なぜか僕は言い返せず、ずーっと我慢して耐えていた。

ほんと、よく我慢したよ。俺。

なんで言い返せなかったのかは覚えていない。

父親に嫌われるのが嫌だったのか。

父親に野球の世話をしてもらえなくなるのが怖かったのか、

言い返すことができなかった。

 

一度だけ、父親に、もう野球に来てほしくないみたいなことも言ったことがある。

理由は言ったかどうかは覚えてないけど、

父親はショックそうだったな。

そりゃそうだろうと思うけど。

 

そのときは、一時的に批判は止まった。

 

でもしばらくすると、また色々言い出したなぁ。。

批判するときは酔っ払ってるときだから、

父も我慢できなかったんだろうな。

 

プレーに対する批判は、中学校、高校になってもずーっと続いた。

とにかく嫌だったな。

 

それをようやく父に言えたのは、大学生の時。

父は全然気がついてなかった。

自分が親になって思うけど、

親は本当に子供のことをわかってない。

 

この間母親に大きな声出したときもそうだったな。

そりゃ違う人間だからわからないのは当たり前だけど、

自分の気持ちを親にわかってもらえないのって、

やっぱり辛いのかもしれない。