Listen to me.

自分のために書いてます。

声を出して笑ってほしい

人間には不思議な習性があるもので、

ここおもしろいなと思っても、

周りの人が笑っていないと、

笑っちゃいけないのかなと思って、

笑うのを躊躇することがあります。


先日も証券会社さんのお客様の前で落語をやったのですが、

全然ウケませんでした。

シーンとしてました。

お通夜みたいでした。

誰も死んでないのに。

あまりにも受けなくて、

自分が死にたくなるくらい。

終わったあと、控え室で証券会社の方に言われました。
「落語というのは難しいもので、

声を出して笑った方がいいのか、

じーっと聴き入っていた方がいいのか。

とちらがいいのか。」

 

声を出して笑え!!


と内心思いましたが、

臆病な僕は口に出せるわけもなく。

デイサービスでやるわけではなく、

その時はわざわざ落語を聴きに来ているはずのお客なのに、

ほとんど笑いが起きませんでした。

 

周りの人がどうだろうが、

おもしろかったら声に出して笑えばいいんです。
あなたがおもしろいと思ったと言うことは、

他の人もおもしろいと思った可能性が高いのです。

あなたが笑えば、つられて他の人も笑うということがよくあります。
テレビのお笑い番組でも、わざと笑いを入れたりするんです。

逆にいうと、あんまりおもしろくなくても、周りの人が笑っていると、あれ、これはおもしろいのかなと思うこともよくあります。

 

自分もYouTubeで落語を聴いていて、

音声の笑いにつられて笑うことはよくあります。

 

ですから皆さん!


演芸を観る、聴くときは、おもしろいと思ったら、

遠慮なく声を出して笑いましょう。
笑うことは健康にもいいらしいし。

 

以上、アマチュア落語家の、大変に自分勝手な主張でした。